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会長挨拶

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会長を務めております、国立がん研究センター(柏)臨床腫瘍病理分野の坂下信悟と申します。“近年病理分野のAIは著しい進歩を遂げている”、と様々なところで聞きます。しかし、その技術と共存するには様々なものが足りないと感じています。私は、病理がAIなどの新技術と共存するためには3つの事が必要と考えています。①技術の進歩、②インフラの整備、③病理医のリテラシー向上です。診断病理の進歩は、研究を生業とする病理医が分子生物学的な手法をもとに発見したもの(タンパク質、遺伝子変異など)を診断に応用したものが多く、研究をすることでリテラシー向上が行われていた歴史がありますが、こと病理AIに関しては、分野のまったく違う研究者が技術開発を行い、病理医は評論家のような振る舞いにとどまっているのが現実ではないでしょうか。とはいえ、いざ病理AIを勉強しようとしても、なかなか勉強する機会もなければ、仲間を見つけるのも難しいのも事実です。この会は、まずは「自らプログラミングを行っている病理医のコミュニティー」という形で発足しました。幸いにも数名の優秀な病理医が集まり、会を発足する事ができました。
この会のはじめの目標は、「病理医のAIリテラシーの向上」です。そのため、病理医だけでなく、理学系研究者、企業、医学生など幅広くメンバーを募集し、加わって頂きました。
顧問として、石川俊平先生にも加わって頂き、テクニカルアドバイザーとして理学系研究者の先生にも加わって頂けるように交渉しております。
現在は、「皆で勉強しよう」というスタンスで活動を行っていますが、病理AIを社会実装するためのインフラについても皆で考えられたら良いと思っています。
新技術がもはや新技術でなくなった時、世の中が変わると思います。そのような世の中を目指して、頑張りたいと思います。

©2022 by 病理AI実装研究会。Wix.com で作成されました。

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